矯正治療
矯正治療に明確なゴールを
皆さんは、「矯正治療はいつ終わるのか？」と聞かれたらどのように答えるでしょうか。
「歯並びが良くなったら終了」というイメージは持っているものの、実はそこに明確なゴールは無い事がほとんどです。
フローラデンタルクリニックでは明確なゴールを設定しています。
１．大臼歯の１級関係
写真のように奥歯がしっかりと噛み合っている状態
２．犬歯の１級関係
写真のように犬歯がしっかりと噛み合っている状態
３．緊密な咬頭嵌合
写真のように、全ての歯がしっかりと噛み合っている状態
４．適切なオーバージェット
写真のように、突出度合い（オーバージェット）が適切な状態
５．適切なオーバーバイト
写真のように、噛み合わせの深さの度合い（オーバーバイト）が適切な状態
６．正中線の一致
写真のように、上下の中央が一致している状態
７．捻転がない
歯が内側や外側に傾いたりねじれてしまったりしていない状態
８．叢生がない
前後左右のでこぼこがない状態
９．歯列弓形態
写真のように上下のアーチがきれいな馬蹄形になっている状態
１０．歯根の並行性
歯の根っこが並行して並んでいることをレントゲンで確認できる状態。
表面的な矯正治療を行った場合、見た目はキレイに並んでいても、歯の根っこが動いておらず、左のように軸がバラバラになってしまします。この状態が結局後戻りを発生させてしまうのです。
しっかりと各歯根が並列に並んで初めて後戻りなく、見た目だけではない本当の歯列が完成します。
当院では以上の１０箇条を以て「矯正治療のゴール」としています。
フローラデンタルクリニックにおける２つの矯正治療システム
近年では、矯正治療への認知が高まり、昔ほど矯正治療に対する敷居は低くなっているかと思われます。
現在日本には歯科医院が約７万軒存在しておりますが、その中でも矯正歯科と看板を掲げているのは25,000軒ほど存在しております。
一般的に矯正治療ができる歯科医院の場合は、矯正医が１名だけというところが当たり前です。
しかし当院では、矯正治療の専門医と、院長が行う矯正治療が異なります。
そのため、その患者様の要望に合わせて矯正治療を選ぶことが出来るのです。
専門医による安心治療
小児・成人の歯並び矯正は、博士号を取得し、1100症例以上を経験している矯正専門医が担当しています。
技術に信頼を置けるだけでなく「とても優しい」と評判の先生なので、安心して通っていただけるはずです。
また、当院は専門医の集団です。
「チームアプローチ」の治療をすることにより、キレイな見た目だけでなく、かみ合わせまで考え健康を守る矯正治療を行うことができます。
院長のインダイレクトボンディングシステムによる矯正治療
従来の矯正治療
従来の矯正治療は矯正医による診査、診断を受け治療方法の決定、直接ワイヤー、ブラケット（針金、針金を止める装置）をセットして歯を動かしていきます。
矯正医の判断により治療終了となります。
インダイレクトボンディングシステムとは？
模型の上で、ブラケット（針金を止める装置）をつけてシミュレーションをする。
模型で決めたブラケット（針金を止める装置）の位置でそのとおりに口に中にセットする方法です。
インダイレクトボンディングシステムの利点
一般の矯正医は口の中で直接ワイヤーをつけます。もちろん、長年の訓練と経験で可能な治療です。
それをすると、一見歯並びが治ったように見えますが、実は歯が平行になっていない場合が多いです。
インダイレクトボンディングシステムは模型の上で、ブラケット（針金を止める装置）をつけてシミュレーションをしているため、理想のブラケット（針金を止める装置）の位置なのです。
そのため、しっかり歯も平行に並べることができます。
また、普通は矯正医の経験による判断、患者さんの早く取りたいという要望で取ってしまうので、きれいに並べても後戻りしてしまうこともあります。
～フローラデンタルクリニックでは従来の専門医による矯正治療、院長によるインダイレクトボンディングシステムによる矯正治療の両方の治療が可能なため他の医院では真似できないクオリティの高い矯正治療が受けることが可能です～
