痛くない治療をするには?

2025年2月5日

千葉県市原市八幡宿駅前歯科医院、フローラデンタルクリニックの院長ブログです。

不定期ながら、歯科治療について投稿しております。

皆様のご参考になれば幸いです。

歯科治療は、大抵の方からすれば、気の進むことではないかも知れません。

やはり、痛い思いをした経験があるならば、なおさらだと思います。

一方、歯科治療を怖いと思ってない方もいます。

虫歯が進んでなく、麻酔が必要でない治療までしかない方

意識が高く、定期検診に通い、メンテナンスを受けている方は、痛い思いをしたことがないからです。

やはり、緊急な治療が必要な状況まで放置しないことが望ましいのは間違いありません。

しかし、大きな虫歯を作った場合でも、治療で痛みを我慢しながらすることは回避できるのです。

先ずは、急性の痛みがある場合、多くの方は、直ぐに痛みを取ってもらいたいために、治療を望まれますが、この状況下では、麻酔が効きにくいのです。

このような場合、借りづめし、急性の炎症を取るために、抗生剤の投与が望ましいのです。

急性の炎症を取ることができたならば、次回の治療において、麻酔が効きやすく治療が楽になるのです。

また、急性の症状が無い場合は、お口の中のクリーニング後に治療を行うならば、やはり麻酔が効きやすくなり治療がスムーズに行うことができるのです。

そして、歯科医院のシステムも重要です。

保険診療のシステム、ルール上、治療することによって患者さんから治療費としていただくこと、保険診療の点数は決まっているため、診療時間内にどれだけの患者さんを治療したかとなるのです。

そのため、15分に一人のペースで予約を取ったり、急患の患者さんとなれば、待っていただいても、直ぐに治療に入るのです。

予約を取っても、来る目安程度となってしまい、時間通りに診療することができない歯科医院は多くあると思います。

そんな、忙しい状況では、丁寧な治療はできないのです。

一見、直ぐに治療をしてくれることはありがたく思えますが、この治療が痛い場合が多いのです。

慌てて打つ麻酔は痛いのです。

本来、麻酔の温度を人肌に温める、針は細いものを使用し、痛みの少ない部位に針を刺し、ゆっくりと麻酔の液を入れる。

そして、時間をしばらく置き、麻酔が効いた状況で治療を行うのです。

これだけで、5分は必要であり、15分の治療時間ではできないのです。

歯科医は、次の予約がたまってくれば、急患の患者さんの質問に対応もできず、早く治療を終わらせることに必死にならざるえません。

結果的には麻酔が効かない状況での無理な治療となってしまいます。

これを経験した患者さんは、もう治療が嫌になってしまうのです。

毎回、痛ければ通院は不可能なのです。

当院が誤解されがちなのは、初診時に治療をしないわけではありません。

緊急の処置は行っています。

当院が、しっかりとした予約制をとっているのは、患者さんに負担の少ない治療を提供するためでもあるのです。

 

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