お口の中の癌も早期発見が一番

2019年2月22日

千葉県市原市八幡宿駅前の歯科医院、フローラデンタルクリニックの院長ブログです。

近年、ネットの普及により、多くの情報が入るようになりました。

スマホで検索すれば、簡単に調べることができるようになりました。

ただ、残念ながら正しい情報、間違った情報もあるのも事実です。

自分自身で正しいのか判断する必要性があります。

このブログを通じて、歯科の正しい知識の参考、ご自身の健康増進にお役に立てればと考えております。

テレビの影響でお口の中の癌を心配されて多くの患者さんが検診に数日来ています。

まずはお口の中の癌も早期発見すれば何も怖いことはありません。

早期に発見できれば除去すればいいのですから決して怖いものではありません。

ただ、昔より増加しているのは間違いありません。

以前は悪い歯があれば抜歯をしていました。

今は、良くも悪くも歯を残す風潮があります。

「抜かない先生は優しい先生、抜く先生はちょっと・・・」など歯医者が患者さんに思われてしまいます。

国の政策である8020運動、80歳まで20本の歯を残す運動などあります。

本来は、今も、昔も変わらず、良い歯を残し悪い歯を抜くことは良いことです。

ただ、悪い歯でも延命できるようになった分、癌などのお口の中の病気のリスクは高くなっているのは事実だと考えられます。

やはり定期健診が大事だと思います。

定期健診のポイント

① 歯石を取る、歯を綺麗にする目的だけではありません。

年末年始の大掃除、美容室感覚はやめましょう。検査、診査、診断が大事です。

② 気になることは相談しましょう。

ベロがひりひりする。口内炎ができやすいなど、遠慮なく相談しましょう。

③ 3カ月に1回を目安にする

3カ月間、口内炎があれば歯科医なら誰でも疑います。2年ぶり、3年ぶりなどでは進行しているケースがあります。

④ かかりつけの歯科医院をつくりましょう。

歯医者を転々と変えていてはわかりません。初めから癌を疑うことは難しいです。

このようなポイントを押さえて歯科検診に来てくださいね。

歯のこすれなどからできる扁平苔癬(良性)、前癌病変の白板症、口内炎など似ているのも事実です。

載せてある写真だけで判断はできません。

当院では癌になる前の状態、前癌病変かも?は必ず大学で組織検査します。

早期発見すれば何も怖いことはありません。

ご相談くださいね。

 

 

 

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