お子さんの検診をするなら、お母さんもお勧めします。
2025年1月11日
千葉県市原市八幡宿駅前歯科医院、フローラデンタルクリニックの院長ブログです。
不定期ながら、歯科治療について投稿しております。
皆様のご参考になれば幸いです。
よく、お子さんの転院のきっかけを相談されることがあります。
虫歯をつくらないように、検診に行ってたのに、大きい虫歯があるから、小児専門のある大学病院を勧められた。
永久歯に生え変わるまで、歯並びのことは説明がなかった。
永久歯に生え変わらないと思ったら、先天的に永久歯が無かった。
転院のきっかけの理由も多くあることや、もっと早く対応できたことも多くあります。
このようなことが起きる原因は、単に虫歯がある、ない、
まだ、治療するまででないなどの、判断のみの検診だからです。
本来、伝えることは多くあります。
口呼吸、指しゃぶりなどの悪習癖、6歳から12才までにしておくべき、機能訓練、小児矯正などもあります。
ご家族含めた、カリエス(虫歯)リスク、その判断から虫歯の早期治療が必要か?
お子さんが治療できるほど、歯科治療に慣れているか?訓練されているか?などあります。
これらをカウンセリングとなると、保険診療では現実的ではありません。
もし、お子さんと共にお母さんも検診、通院しているならば、伝える機会が増えます。
そして、ご両親と医院との信頼関係も構築できるのです。
母親が、歯科治療が苦手な方の場合、お子さんだけ検診に来ます。
ご両親も、治療途中で、通院しなくなり、転院を繰り返していることや、悪くなる、何か問題が起きた場合に通院するなど多いのです。
ご両親が、知っていることは虫歯があれば治すという以外は知らないのです。
お子さんのためにも、もっと知って欲しいと思っております。