カウンセリングの重要性

2024年1月8日

千葉県市原市八幡駅前歯科医院、フローラデンタルクリニックの院長ブログです。

いくら保険診療の効率化をはかっても、やはり患者さんによっては、30分から1時間かけてカウンセリングや、治療計画の説明する必要性があります。
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カウンセリングをすればするだけ、多くの患者さんがみれないという状況になります。
保険診療をメインで行うなら、何かしら処置を施さないと治療費としていただけません。
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1ヶ月の1人当たりの患者さんに保険請求できる点数も決まっています。
簡単に言えば、12000円程度⁡です。
事実上、多くの患者さんが来院して、何かしら処置を施さなければ医業収入の増加は見込めないシステム⁡が保険診療と言えます。
一般的には、歯科医院が、30分に2人の患者さんを治療し、歯周ケアは歯科衛生士さんに任せなければ経営が成り立たないのです。
厳しい現実ですが、困っている患者さん、歯科治療が怖い患者さんの対応ができないのです。
保険診療の報酬点数も、年々下がる一方⁡であり、
月の医業収入を400万と想定するなら、保険の診療報酬のみなら、1日に40人から50人の患者さんに、何らかの処置を施さないといけない⁡という想定となります。
医業収入を上げるには、当然ながら自費診療に頼るという傾向に一般的になっています。
説明する時間はない。⁡
そのため、銀歯が嫌なら白いもの、⁡
歯並びが悪ければ、矯正治療⁡
歯がなければインプラント⁡
説明に時間をかけなくとも自費診療が決まることや、対処療法のプラスアルファの自費診療が前提となります。
患者さんのお口の中の状況によりますが、自費診療がかえってトラブルとなることも多いのです。
やはり、初診カウンセリング、治療計画の説明、自費診療、保険診療のメリット、デメリット、予防の大切さを知ることは必要なのです。
当院では、もう8年以上はカウンセリングを行っています。
カウンセリングを行うコーディネーターという専門の役職を立て行っています。
保険診療を対処療法として利用することは良い活用法と言えます。
しかし、保険診療のみで対応できる治療も限られています。
自費診療においては、患者さん個々の経済状況にも関わってきます。
保険診療も自費診療も個々に合わせた治療が大切と考えてきました。
また、患者さん自身が、治療内容を知ることも大切です。
大抵の方々が、虫歯だから削る詰める、痛いから痛みを取ってもらう、歯石ぐらい取る。
しか知りません。
健康を維持するには知っておくことが、多くあります。
カウンセリングを受ける大切さを、今後も伝えていこうと思っております。
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