12月のスタッフブログです。①
2019年12月1日
千葉県市原市八幡宿駅前の歯科医院、フローラデンタルクリニックのスタッフブログです。
今回は、トリートメントコーディネーターである濵田さんのスタッフブログです。
テーマは「かみ合わせ」です。
院長である自分自身の専門である分野です。
当院ではドクターに代わり治療説明をするトリートメントコーディネーターという役職があります。
トリートメントコーディネーターである濵田さんは当院の治療の特色を熟知しています。
実は「かみ合わせ」は非常に大切です。
歯周病、むし歯に比べて認知されていない傾向ですが、歯を無くす最大の要因です。
参考にしてみてください。
写真は当院のマウスピースです。
こんにちは!
トリートメントコーディネーターの濵田です。
今回は前回に引き続き、「噛み合わせ」についてお話させていただきます。
鏡でお口の中を見た時に、歯ぐきに出っ張りがある方はいらっしゃいませんか?痛みはないけれど、何ヶ所も出っ張りがあると大丈夫か心配になりますよね。一概には言えませんが、その出っ張り「骨隆起(こつりゅうき)」かもしれません。
骨隆起は悪性の腫瘍ではありません。
歯を支えているのは歯槽骨という骨ですが、噛み合わせの負担が過度にかかっていると、歯が揺れないように周りにさらに骨を作り出します。それが歯ぐきがボコボコして見える、骨隆起です。骨隆起は噛み合わせの負担がすごくかかっているよというサインです。
悪性ではないので除去する必要は基本的にはありませんが、入れ歯を作るときに当たって痛くなると考えられた場合は骨を削って除去していただくことがあります。
また、歯ぎしりや食いしばり等の噛み合わせの負担がかかっていると、負担がかかっているところだけ骨が吸収されてしまい、歯ぐきが下がってきます。
以前、他院で歯周病が進行していると言われ、ご自身の日々のケアも歯科衛生士による定期的な歯周病のケアをきちんと行っているにもかかわらず、歯ぐきが下がってきて歯の隙間が大きくなってきたという方の原因も噛み合わせによるもので、歯周病は意外にもそこまで進行していませんでした。
噛み合わせの負担に対する予防やケアを行わないと、骨隆起はどんどん大きくなっていきます。骨も吸収されてしまい、歯ぐきも下がってきてしまいます。そして歯を支えている部分が少なくなってきますので、歯が揺れてきてしまいます。
ご自身の歯を生涯残すためには、「虫歯の治療」「歯周病のケア」「噛み合わせに対した治療と予防」が必要になります。
そんな噛み合わせの予防には、噛み合わせの専門医である当院の院長が提案するマウスピースが必要です。夜寝る時につけていただき、歯ぎしり食いしばり等の噛み合わせから守ります。他院でもマウスピースを作っているところはありますが、当院で推奨するマウスピースは全く別物になります。とても精密なものになります。
詳しい説明を聞きたい方はぜひご連絡ください。